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普通に日記

やる気・元気・寝起き〜

大学生の頃、サークルの先輩と「どうして生きてる?」って話になって、「親より長生きするため」って答えたら「じゃあ親が死んだら死ぬんですか?」と聞かれて、そのころ人生に飽きちゃってたら死んでもいいかな、と思った。

生まれてきた意味も、生きる目的もありはしないから、死ぬまでの期間を自分の好きなように過ごしたらいいよ、って考えでした。意味も目的もないけど、親は愛する我が子が自分より先に死んだら嫌だと思うから、なるべく順番は守って死にたい。

 

俺は親に愛されてると自負してる。

 

本当に生きていることが、自分がここにいることが、この中にいることが、どうしても嫌になったとき、真冬の深夜の山形。外で寝て凍死でもするか、と思ってとぼとぼ歩いてたとき、凍ったアスファルトつるっと滑って背面から体勢崩して頭ごちんってぶつけた。

転んだことも、頭をぶつけたことも無感情だったんだけど、その夜の星がすごくきれいだったことをずっと覚えてる。街灯がないからたくさん星見えた。きれいだった。

この世界の価値はすべて天上にあるのだなあと思った。わたしがいてもいなくても、たとえば国の重要人物がいてもいなくても、地球上にすべての生き物がいなかったとしても、お星さまに勝るものはないから、でもお星さまはそんなの気にするものじゃないから、じゃあ、生きてみようかな、って思って、しばらく道路で寝転んで満足してお家帰った。

 

物語以外で知った現実逃避だった。

 

今は、人生の目的、自分で決めちゃっていいんじゃない??って思えてきた。決めろと強要されてるわけじゃないけど、そんなものないのだから決めるなと禁止されてるわけじゃないし。

親、少なくともわたしの親、今なお子の幸せを願ってくれてるから、幸せになるために生まれてきた、でいいんじゃない??って思った。

 

児童向けファンタジーみたいに、幸せのカケラを集める的な……。

 

ってことを仕事中に考えてうるうるしてしまったぜ。『はてしない物語』読みたくなった。でもあれそう言う話ではない気がするな……。

 

よく、自分は自分の人生の主人公って言うけど、こんなめんどくさがりで逃げたがりで飽き性で心が弱くだらしない主人公嫌だよ、って思ってたけど、これはわたしが幸せのカケラを集める成長物語なんだ!って思ったら「しゃーねーな😎」って気持ちになってきた。

 

最近元気。