見返りを求めずただ好きでいるのは無理なのでは。 親への愛……家庭にもよるけど愛してくれるから、絶対に守ってくれるから好き。喜んでほしいから親孝行がしたい。親が死んでも親に愛された過去は変わらないから思い出すたびに愛されている。 友だちへの愛……疎遠になったとしても、これも思いが変わらなければ好き。思いが変わらないことを期待している。 コンテンツへの愛……気持ちが満たされるから好き。コンテンツが廃れても、また別のコンテンツを好きになる。 物語への愛……また最初から読めば、観れば、もしくは思い出せば満たされる。 他者への親切……見過ごす自分が許せないから、他者から喜ばれずとも自分が満たされる。 失恋した恋愛だけが無理なのでは？諦めるとか諦めないとか、完全に見返りだし、ただ好きでいるだけでいいと心から思っているつもりでも泣いているのはなぜ？気持ちが満たされていたときだけを思い出せるのならば穏やかな好きでいられると思う。でも、無理じゃん。愛されていないことがわかっているから。好きな気持ちを捨てられないのである日突然どうでも良くなるまで嫌いになることができず7年苦しみながら思い続けることになる。 無条件の愛は双方向でなければ捧げられない。捧げられる？
