『グレムリン』観た。ギズモかわいいよギズモ……。主人公のママが戦うシーンにぐっと来て泣いたっぴ。かわいいママがいざというとき愛するこの場所を守るために戦うのに弱い。
昨日は魔除けを観に行った。
「魔除け -見えない敵を服でブロック!-」展(2023年12月9日-2024年2月14日)の案内動画です。ぜひご覧ください。#文化学園服飾博物館 #魔除け pic.twitter.com/KgSoJW6Dmr
— 文化学園服飾博物館 (@bunkacm) 2023年11月27日
撮影禁止だからツイッターの動画でなんとなくニュアンス感じて……。
一番最初に飾ってあったのが女性の服で、女性って魔から守ろうとされる存在だったんだ!って感動したけど展示されてるものほぼ20世紀のものだったからそりゃそのころには人権あるよな……と思った。
女性、超超超超超むかしは人権ないって思ってるけど、そんなことはないよな。人権ないって言われてるけど、ソクラテスの奥さん強烈だったしな。
魔除けについて。
服の開口部から魔が入り込むと考えられてて、襟口、袖口、裾、手首、足首に魔除けの装飾を施すみたい。我々もさ、布団から手足を出してるとき”幽霊に掴まれたらどうしよ。。。”って思って全身布団の中に潜り込むよな。その感覚と同じなのかな。教えられてないのになんか怖さを感じるの、他の国も同じように怖かったの、おもしろい。生きてきた場所がちがくても人間は人間でできてる……的な……。
開口部以外にも頭とか背中とか、自分で見えないところにも魔除けの装飾がされてた。これはお風呂場で頭を洗うときの怖さのやつ。
装飾は鏡とかスパンコールとか光る・反射するものだったり、トゲトゲのモチーフの刺繍とか本当にトゲトゲの腕輪とかだったりしてた。魔もトゲトゲは嫌なのかあ。
トゲトゲの腕輪とかについては、野生動物や家畜と暮らす人々が身を守るために身につける意味もあったのらしい。魔は魔だけじゃない。
虎とかワニとか毒持つ生き物とかをモチーフにした装飾もあったよ。脅威となる生き物が魔除けになるの、なんか、危険な世界で我々は生きてるんだなあと思った。脅威とともに生きてる的な……。
虎モチーフの子ども服がすごくかわいかった。
住んでる町に戻ってから図書館行った。魔除けについてもっと知りたかったので魔除けの本を借りに……。 民話の棚に魔除けの本があって、他にもおもろそ本がたくさん並んでて、民俗学っておもしろいよね……。
気になった本を手にとって目次を見て、魔除けの本の他に『昔話にみる悪と欲望』って本も借りた。なぜなら目次に「隣のじい」という章があったから……。こんなの気になるだろぉ!?!?!
歴史上の人物にまつわる怪談エピソードをまとめた事典形式の本もおもしろそうだった。とんでもない分厚さだったからまた今度ね……。
さて……クリスマスなのでごちそうをつくります……。