いま心の広さが1畳もなくて、何かいらいらとすると心の中「コロスゾ」と言ってる。
わたしだってさ、本当はさ、なんか他人のミスに対して一緒にあわあわして「大丈夫ですよ〜!」ってにこにこする小動物のような女になりたいよ。
でもそれを想像すると、それになりたい自分キッショ!悪いのはミスしたあいつだろ?なんでこっちがあんたのメンタルケアしてやらにゃならんのじゃ!って思う。ほらぁ、狭い。
明日は健康診断。明後日は定期検診。どっちも採血する。血の情報なんて共有してくれよ。
本屋で平積みされてる文庫本を眺めてたら、「ババアはつらいよ」って本と「おじさんはどう生きるか」って本があったよ。どっちもつらそうにしててかわいそう。
頭痛薬とか、持病の薬とか、むかしの誰かが「病気を治したい!」って気持ちがあるから今こうして楽になれてるんだよな……と思うと胸熱。子どものころとかに読んだ漫画とかアニメとかのさ、「俺が絶対にお母さんの、妹の、弟の、先生の病気を治す!」みたいなことが現実にあったってことでしょう?
こういうとき、お父さんの病気を治す!って言ってるのあんまり見たことないな。
そう思うと同時に、飲み物の中で水が一番美味いに決まってるのにジュース作った人って心が豊かなんだろうな……って思ったりする。りんごの果汁うまあ〜長靴いっぱい飲みたいよ……って気持ちがジュースを作るんだろ?お菓子もそう。些細な幸せがこんなにたくさん身近にあるの、むかしの誰かががんばったおかげですわ。
カラムーチョのさ、パッケージの裏に「ヒー一族」って家系図が載ってるんだけどさ、一番下、
ヒーおにいさん、ヒーおねえさん、ヒーおとうと、ヒー孫
がいるんだけどさ、この流れだったらおねえさんとおとうとの間にいるはずの主人公がいない……って思ってゾクっとした。ぼくだけがいない菓子。