勉強とか読書とか考えごとするときに行くドトール、店内の手前がおしゃべりする人たち、奥が作業する人たちでなんとなく分かれてる。ので、奥は比較的静か。
暗黙のルールじゃないけど、そういうの知らないお客さんが来たときは奥も声が響き渡ってるんだけど、今日はそれだった。作業してる人たちの多くは受験生で、わたしの左右に座ってた子はどちらもイヤホンしてなかった。よくこんなところで勉強できるな……と思ってたけど、わたしも学生のころならできただろうか。多分できたんだろうな。勉強はブーム来てるときしか好きじゃなかったら勉強した記憶あんまりないけど、中学生の頃は休み時間のうるさい教室の中でハリポタやらトワイライトやら宮部みゆきやらちゃんと没頭して読めてたもんな。
10秒に1回鼻水すする客がいて、それには耐えきれず席移動する子らはたくさんいた。わたしも耐えきれず退店した。開封前のポケティッシュ持ってたから投げつけてやりたいって思うけど、人の心があるのでしませんでした。えらい。
今夜すずめの戸締まり観に行くんだけど、10秒に1回鼻水すする客いたらやだな〜。俺は映画館行くと不快な気持ちになることが多い。短気。
西洋美術史の勉強の続きと、昨日買った仏教入門の本を読んだ。
西洋美術史はエトルリアと古代ローマについて勉強した。まだ紀元後4世紀ぐらいのところにいます。聞いたことある単語が出てくるたび、なんかこれまでの人生の伏線が回収された気持ちになる。
・ネクロポリス……死の街。ポリスが街だからか!墳墓群がでかすぎて都市の遺跡と間違われたのらしい。
・コロッセオ……水を張って模擬海戦したりもたって。機械も自動車もない時代によくやるよ……。使われなくなって、中世期には教会建築の資材となる大理石の採石場となってしまう。野蛮じゃんって思ったけど、このころは建造物の価値みたいな考えはまだなかったのかな。
・パルテオン……パルテノン神殿と間違えるだろ!似た名前やめろ!
なんかいいこと書いてそう。あとで読もう。
・ブロンズ製の騎馬像、皇帝像……キリスト教時代にほぼ溶かされる。溶かして何度でも使えるから大砲や武具になったり、略奪の対象になった。
仏教の本は『中村元の仏教入門』。中村元先生、大好きなんだ。易しい文章で、本当にわたしに教えてくれてるみたいで大好きなんだ。
読んで知った豆知(まめち)教えるね。
姓:ゴータマ(Gotama)
ゴー(go)牛 タマ(tama)最も良い
名:シッダッダ(Siddhattha)
シッダ(siddh)成就 アッタ(attha)目的
ブッダの本名は最も良い牛目的成就さん!
インドで牛が大切にされてることについて紹介してるところも面白かったから引用するね。
詩を誉めるときに、「なんとすばらしい余韻のある詩でしょう。まるで牛の鳴き声のようだ」というふうに言います。「牛の鳴き声のようだ」というのは最上の誉めことばなのです。