nsmoon

普通に日記

順番は守ろう 2022/5/20

睡眠不足で酸欠のときと同じ胸の調子で起き上がったり、

説明が下手で言葉足らずだから今アンジャッシュになってないかと不安になったり、

心が穏やかなときにだけ行くフォカッチャが美味いカフェが知らないうちに値上がりしていたり、

下手に出てるように見えて高圧的なお客さんからの急ぎの依頼を爆速で終わらせたり、

帰りの満員電車で悟られないよう静かに泣いたり。

 

マスクの世界になってから、泣きやすくなった。

 

「死ぬほどつらい失恋をした人は、死ぬほど愛される未来が待ってる」ってツイートが流れてきて、そんなことあるかいな。ずっと一緒にいると信じて疑わなかった人にでさえ振られることが実証されたので、わたしがどんなことしても愛してくれる人は両親だけです。でも二人に愛されてるなんて恵まれてると思う。(実際俺はメンヘラなので子どものころに「わたしが人殺しても味方でいてくれる……?」って聞いた。味方でいるって言われた。)

お父さんもお母さんも大好きだ。お母さんは不良だからちょっと苦手だけど、いいギャルではあるから好き。

たとえば私が拷問を受けていたとして、両親はきっと自分が身代わりになりたいと思ってくれる。そして身代わりになれるとして、やっぱり自分の命が大事で私を見捨てたとしても、私を愛していることには変わりはないから問題ではない。

 

わたしが6歳くらいのころ、お父さんが物干し竿を買ってきた。その物干し竿は一度も使われず、お父さんのクローゼットの上に置いてある。「なんで使わないの?」って聞いたら、「ふみをいじめるやつがいたらこれで殴る」と言っていた。その瞬間から、お父さんのことが自分よりも大好きな人になった。もちろんお父さんは冗談で言っています。

 

これ、耳寄り情報なんですけど、実は生まれてきた意味ってないんですよ。目的も、成し遂げるべきことも特にないんですよ。強いて言うなら、できる限り親より長生きすることのみが課せられた使命です。

 

親、ずっと生きててほしいぜ。