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普通に日記

歌覚えられなかった話 2022/3/6

昨日から冥丁というアーティストの音楽を聴いてる。

子どものころ、夏休みに連れてってもらった謎の美術館?博物館?ミラーハウス?よくわからない施設を思い出した。不気味だけど、生きてるものはなにもないような、ひんやりするような、温いような、じっとりした視線を感じる不思議空間にいるときの気持ちになった。

 

塔婆

塔婆

  • 冥丁
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

たまに声が入ってて、何を言ってるかよくわからない。子どものころ、全然歌を覚えられなかったことを思い出した。知らない言葉が多すぎて、歌を聴いてても歌の速度に言語処理が追いつかなかった。全部の歌が「かえるのうた」とか「ぶんぶんぶん」の速度だったら意味わからなくても音で覚えられたかもしれない。

 

子どものころのアニメのOPやEDは歌詞が表示されてたので、毎週観てるうちにちょっとずつ覚えられた気がする。アニメ『地獄先生ぬ〜べ〜』のOPナレーション「この世には、目には見えない闇の住人たちがいて……」は聞くと私が喜ぶので親が繰り返し物真似してくれてたので音で覚えた。

 

歌を覚えられなかったから、小学3~4年生ぐらいのときにモー娘。がめちゃ流行ってたけど全然わからなかった。ゆりえちゃんかほなみちゃんか、休み時間にミニモニじゃんけんぴょんを踊りつきで覚えさせられた記憶がある。

ひとりっこで、お母さんがいなくて、時代劇と火サスしか観ない祖父母と暮らしてて、休日お父さんはわたしのお絵かきに付き合ってくれる環境だと本当に物を知らない人間ができあがる。

 

そうだ、聴いたことない曲を覚えさせられた経験で、Des-Row「大見解」を覚えさせられたことがある。あれは本当になんなのかわからなかった。ラップで、早口で、歌詞を文字に起こしてもらっても意味不だった。でも教えてくれた子が大好きな親友だったから、何回も一緒に口ずさんでくれるのがうれしくて楽しかった。

 

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ジャイケンってなんだよ。じゃんけんじゃねえのかよ。